量子力学が発達してきた現代は、物質の目に見えない姿を見つめることのできる時代なのです。
量子が集まってできている私たちは、量子のような存在なので、
目に見える日常世界に縛られた目で見る必要はないのです。
私たちが生も死も重ね合わせて、時空を超越した存在であることをこの思考実験は示していたのです。
私たちは新しい量子力学の観点から、本質的な人間の存在について見つめなおす時期を迎えているのです。
量子「人間」学 朗読
科学の最前線である量子力学の世界では、私たちが普段当たり前と思っていることが、まったく違った不思議な姿で現れることがあります。その量子力学の視点から人間の本質や生命の価値について考えた本書【量子「人間」学】の一部を朗読しました。