コヒーレントな世界(汎神論)-後編-

量子で構成されている宇宙全体は振動に満ちた世界なのです。
振動つまり波に満ちた世界は物質的な制約がない世界です。

波は物質の移動を伴わずに振動が移動していく現象でした。そして異なる波がぶつかると どうなるでしょうか? 物質がぶつかった時と違って反発せず合成するのです。
波が合成すると、振幅を強め合ったり弱め合ったりします。そして振動のエネルギーが 失われなければこの振動はどこまでも伝わり続けます。
つまり全宇宙を満たす振動はすべて影響しあっていると考えることができるのです。

私たちは身の回りの空間を介して、たくさんの宇宙の振動を受け、 そして私たちも多くの振動を宇宙に伝えているということになります。

私から遠く離れた場所に神様がいて、一生懸命祈った時にだけ話を聞いてもらえるというイメージは間違いです。イエス様が「私が父の内におり、父が私の内におられる」と言われた通り、宇宙全体と同じ素粒子の世界でできている私の存在は、すでに宇宙全体と通じているのです。


量子「人間」学 朗読

科学の最前線である量子力学の世界では、私たちが普段当たり前と思っていることが、まったく違った不思議な姿で現れることがあります。その量子力学の視点から人間の本質や生命の価値について考えた本書【量子「人間」学】の一部を朗読しました。

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この記事を書いた人

I in You , You in Me -私はあなたの中に あなたは私の中に-

私たちの愛する人々は心の中で生き続けます。
追慕の空間は、生命のサイクルと家族の歴史を共有する
コミュニティの中心です。
想い(Omoi)の世界へ 
過去、現在、そして未来を繋ぐ空間を作り出していきます。